社内で実施した成人向け筆記試験は、自分としては気付きの多いものだった
作り手による問題にこめられた意図を推測すると、どのようにして
ヒトの能力を計測して客観的データである数値に置き換えられるのか? という命題への
ひとつの回答例がみえてくるようだった。
このような視点を常日頃からもって
ヒトの行動・言動の分析をして、人物像を
捉える際には、根拠・論理性があるようにしていきたいと思う。
なぜなら、明確な根拠をもたないことによる人物判断は往々にして
好き嫌い・先入観・希望的願望などによって左右されてしまうからだ。
極力こうしたバイアスを排除することで、判断の精度は高められる。
カエサルの言であるところの
「多くの人々は自分の見たいと欲する現実しか見ようとしない」
というのは、正鵠を得ていると思う